【9/9~11開催】2024年度ジェトロ豪州水素ミッション 参加者募集(6/28〆切)

この度、ジェトロでは将来の水素・アンモニアの製造・輸出拠点として期待が寄せられる豪州で水素ミッションを実施することになりました。日本、豪州は先進各国と同様に2050年までにカーボンニュートラルを目指す政策を掲げています。両政府はこれまでも水素戦略を作成し方向性を示してきたころ、今後の水素関係の動きとして、豪州ではグリーン水素価格差支援策「Hydrogen Headstart」のプロジェクトが選定される予定(2024年10月)になっています。

また、日本でも本年5月に成立した「水素社会推進法」に基づき、水素と既存燃料との価格差支援制度の年内開始を目指すとされています。これまで経済合理性の低さからオフテイカーの不在が指摘され、水素の商業化が進まなかったところに、今般の両政府の支援策に昨今の技術革新も相まって2030年からの水素・アンモニアプロジェクトの商業化に向けた投資が加速することが見込まれます。

他方、水素の製造・運搬・貯蔵における技術はまだ実証段階のものも多く、今後の技術革新や規模拡大によってバリューチェーンは変わりうる状況です。豪州は再生可能エネルギー資源にも恵まれ、2030年までに発電に占める再エネの割合を82%にすることを目指しています。豪州で水素等の製造がなされ、これまで以上に工程が多く複雑なバリューチェーンが発生しますが、製造・運搬・貯蔵に係る機器・部素材・サービスに強みを持つ日本企業が参入する可能性は十分にあると考えられます。

今後、日本企業が水素等の製造・輸出拠点と期待される豪州のダウンストリームも含めたバリューチェーンに入り込むためには、今後の商業化を見据えた現在状況の確認及び関係者とのネットワーキングが極めて重要と考えられます。今回のミッションは現地視察に加え、豪州政府及び訪問地であるニューサウスウェールズ(NSW)州政府およびクイーンズランド (QLD)州政府、また現地関係企業・団体とのビジネスネットワーク構築支援も目的としています。

参加をご希望される方は、2024年6月28日(金)までに、募集要項の「申込方法」に沿ってお申込みください(原則、全日程へのご参加を条件とさせていただきます)。なお、定員に達しましたらその時点で締め切らせていただきますこと、予めご了承ください。

皆様のお申込みを心よりお待ちしております。

                                              

▼ 募集要項

以下のアドレスから募集要項をご入手ください。

https://www5.jetro.go.jp/newsletter/syd/2024/2024JETRO_HydrogenMissionToAustralia.pdf

▼ お申込

2024年6月28日(金)までに、以下URLよりお申込みください。

https://forms.office.com/r/XuSzDDdWT7

※定員(40名程度)に達し次第締め切ります。

※1社につき最大2名までの参加とさせて頂きます。

▼ 問い合わせ先

ジェトロ・シドニー事務所(担当:馬場、渡邉)

Email: SYD-BD@jetro.go.jp

TEL:02-9002-6200