H2Global StiftungとMOU締結

2024年6月3日(月)に開催された「日EUラウンドテーブル」において、H2Global Stiftung(H2Global)とMOUを締結いたしました。昨年よりEUとの「金融」分野での連携を議論しており、安価な水素をいかにして確保するか、ドイツのスキームを学ばせていただきながら日本でも検討していきたいと考えています。H2GlobalはChair of the Executive BoardであるMarkus Exenberger氏、JH2Aは内山田会長がサイナーとなりました。また、齋藤経産大臣、Kadri Simson欧州委員に陪席いただきました。

JH2A内山田会長からは、「JH2Aは全ての産業セクターが集まって水素社会の実現を目指している。水素はつくる・はこぶ・ためる・つかうプロセスがあって、これまでの産業とは異なっており、カーボンニュートラルに向けて大きくエネルギー転換を行わなければならない。特にJH2Aの特徴は設立当初から金融機関が一緒に活動をしている点である。H2Globalとの連携は、単に基準調和ではなく「その先のビジネスをどのように確立していくか」、それを期待をしている。」、H2GlobalのMarkus Exenberger Chair of the Executive Boardからは、「水素はビジネスとして仕立て上げなければならない。EU、日本、そしてOECD諸国はおよそ1千億ドルの政策支援を進めていくが、それだけでは足りず民間資本が必要となる。即ち収益化ができるということを見せていかなければならない。日本の様々な産業セクターと協力をして大きな規模で進めていければ。」とのコメントが締結に際しございました。