川崎市臨海国際戦略本部

9月26日、川崎市臨海国際戦略本部成長戦略推進部を訪問してカーボンニュートラル推進担当の皆様と意見交換を行いました。同市の水素利活用推進を始めとしたカーボンニュートラルへのこれまでの取組と、これからのお取組についてご紹介いただきました。 川崎臨海部は大規模な石油化学コンビナートを抱えており、エネルギー供給拠点、ものづくり産業の集積地として発展してきました。同市では2015年に川崎水素戦略を策定し水素に関する世界初の取組が複数行われているだけでなく、世界的なカーボンニュートラルの流れが加速していることを踏まえ、持続可能な世界の見本となる産業地域を目指し、「川崎カーボンニュートラルコンビナート構想」を掲げて進めていることに感銘を受けました。直近の2022年5月には「川崎カーボンニュートラルコンビナート形成推進協議会・川崎港カーボンニュートラルポート形成推進協議会」を設立し、2050年・2030年までに取組むべき対応策の検討・課題の整理を行い、企業間連携によるプロジェクトの創出の取組をしておられます(2022年8月時点64団体)。同市からはJH2Aに対し、企業とのマッチング等のご要望をいただき、水素プラットフォームを目指すJH2Aへ期待のコメントも頂戴しました。JH2Aからは会員自治体様に参加いただく企画案を提示し、活発な意見交換をしていただきました。