HYBARI(JR東日本)

9月26日にJR東日本様で現在開発されている水素ハイブリッド電車「HYBARI」を視察いたしました。 「HYBARI」は、水素と酸素から電力を発生させる燃料電池と蓄電池を電源とするハイブリッドシステムを搭載しており、今年の3月から走行試験(実証試験)が開始されています。 

試験車両は2両編成で、水素貯蔵ユニット、燃料電池を積んだ車両と、蓄電池、モーターを積んだ車両で構成されています。 

水素を70MPaでフル充填した状態で140kmの走行が可能で、ディーゼル車が走る地方の非電化区間等での2030年商用運転を目標に、引き続き開発を進められていくとのことでした。

 JR東日本様によると、実用化のためには、車両性能の向上、水素インフラの構築や規制緩和などの課題が多くあり、JH2Aとしても課題解決に協力して水素社会の実現に取り組んで参ります。