共催イベント「Japan-U.S. Gulf Coast Clean Hydrogen Round Table session」の開催、及びMOUの締結

 2024年10月28日(月)に、米国ヒューストンに拠点を持つCenter for Houston’s Future(CHF)社と共に「Japan-U.S. Gulf Coast Clean Hydrogen Round Table session」を東京都内にて開催しました。当イベントは水素関連事業における日米での協業や商取引を見据えた関係構築を目的に、米国ヒューストンに拠点を持つ企業の役職員らが来日し、日米のエネルギー政策、技術開発、社会実装の取り組みについて、講演や意見交換が実施されました。又、同イベント内にて、今後の継続的な連携及び発展を目指し、CHF社とJH2Aとの間でMOUの締結についても実施しました。

                   会場の様子


 ヒューストン未来センターのCEOであるブレッド・パールマン氏からは、次のように述べています。

「今回の視察では、主要なクリーン水素サプライヤー、国際 EPC、インフラ企業、クリーン水素機器サプライヤー、貿易企業など、米国ガルフコーストに拠点を置く 20 社以上のエネルギー企業が参加しています。水素社会の実現に向け、日本との輸出入、技術提携、グローバルサプライチェーンの構築など、様々な協業が不可欠であるという共通認識の表れでしょう。ヒューストン首都圏は世界のエネルギー首都を担ってきましたが、現在は米国および世界の脱炭素化を進める中心的な存在であり、一丸となって水素社会の実現に取り組んでまいります。」

 JH2Aの事務局長である福島洋氏からは、次のように述べています。

「脱炭素化へ向けた米国および世界のエネルギー転換において重要な役割を担うヒューストン未来センターとMOUを締結できたことを喜ばしく思います。これによりJH2Aは海外の12団体とMOUを締結したことになります。JH2Aは業界における国際社会との関係構築を一層強化し、日本が早期に水素バリューチェーンならびに水素社会を構築していけるよう、国民、政府・自治体、産業界と一体となって取り組んでまいります。」


   MOU締結(左:CHF CEOブレッド・パールマン 氏、右:JH2A 事務局長 福島洋 氏)